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【徹底解説】変形性膝関節症とは?症状・原因・改善法・治療法・予防法まとめ

本厚木カイロプラクティックセンターかしわぎ整体院

膝の痛みで悩んでいませんか?
または、ご家族や身近な方が「膝が痛い」と辛そうにしていませんか?

その膝の痛み、もしかすると 変形性膝関節症 が原因かもしれません。

「変形性膝関節症」と聞いても、どんな病気なのかよくわからない、治るのか不安、どう対処すればいいのかわからない…という方も多いでしょう。

この記事では、
〇変形性膝関節症の基本情報
〇主な症状
〇原因・リスク要因
〇改善・治療方法
〇日常生活でできる予防法

これらをわかりやすく解説します。膝の痛みに悩む方、ぜひ参考にしてください!

変形性膝関節症とは

変形性膝関節症は、膝の関節にある軟骨が加齢や筋力低下によってすり減り、膝の痛みや変形を引き起こす病気です。膝のクッションとして働く軟骨が摩耗することで、骨同士が直接接触し、関節に負担がかかります。

特に女性に多く、男女比は1:4。高齢になるほど発症率は高まり、日本では高齢者の主要な膝痛の原因となっています。

変形の進行と関節の変化

軟骨がすり減ると、以下のような変化が膝関節内で起こります

〇骨と骨の隙間が狭くなる
〇軟骨下骨(軟骨の下の骨)が硬くなる
〇骨のふちにトゲ状の骨棘(こつきょく)ができる
〇関節内の摩擦が増し、炎症が起こる
〇関節液が増え、いわゆる「水がたまった」状態になる

変形性膝関節症の診断方法

変形性膝関節症は以下の方法で診断されます。

1️⃣ 問診

医師が次のような点を確認します

〇膝の痛みの場所や強さ
〇歩行のしづらさ
〇痛みの出る動作や時間帯

2️⃣ 触診

実際に膝を触って次を確認します

〇膝の内側の圧痛
〇曲げ伸ばしの可動域
〇腫れや熱感の有無
〇関節の変形やぐらつき

3️⃣ 画像診断

特にレントゲン検査が重要です。以下をチェックします

〇軟骨下骨の硬化
〇関節の隙間の狭小化
〇骨棘の形成

必要に応じて、MRI検査や関節液検査、血液検査が追加されることもあります。

変形性膝関節症の症状と進行段階

変形性膝関節症は、進行に応じて初期・中期・末期の3段階に分類され、症状も変化します。

初期症状

〇朝起きた時や歩き始めに膝がこわばる
〇鈍い痛みがあるが、動かしているうちに改善する
〇階段や正座など特定の動作で膝の内側が痛む

中期症状

〇痛みが持続するようになる
〇正座やしゃがみ込みが困難になる
〇関節内に水がたまり、膝が腫れて熱を持つ
〇歩行中に膝がギシギシ音を立てる

末期症状

〇軟骨がほとんど消失し、骨同士が直接ぶつかる
〇膝の変形が目立つ
〇膝を伸ばしきれず、歩行・座る・しゃがむといった動作が極めて困難に
〇外出や日常生活が制限され、精神的な負担も増加する

変形性膝関節症は、進行性の膝関節疾患であり、早期発見と適切な対策が重要です。膝の違和感や痛みを感じたら、早めに整形外科を受診し、専門医に相談することをおすすめします。

変形性膝関節症の主な原因

変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)は、膝の軟骨がすり減り、痛みや腫れ、動かしにくさが生じる病気です。

では、なぜ膝の軟骨がすり減ってしまうのでしょうか?
この記事では 変形性膝関節症の原因 をわかりやすく解説します。

1️⃣ 肥満による膝への負担

歩行時、膝には体重の約3〜5倍の負荷がかかります。
そのため、体重が重いと膝関節への負担が増え、軟骨が徐々にすり減ってしまいます。
肥満は変形性膝関節症の最大のリスク要因のひとつといえます。

2️⃣ 悪い姿勢・O脚による片寄った負荷

猫背や骨盤の歪みなどの悪い姿勢は、膝にかかる負担を増大させます。
特に日本人に多い O脚 は、膝の内側に体重が集中しやすく、内側の軟骨が傷つきやすいとされています。

3️⃣ 加齢による関節の老化

年齢とともに関節内のヒアルロン酸が減少します。
ヒアルロン酸は関節液に含まれ、関節の動きを滑らかにし、軟骨に栄養を届ける役割を担っています。
ヒアルロン酸が減ると軟骨が乾燥・摩耗しやすくなり、変形性膝関節症の発症リスクが高まります。

4️⃣ 運動不足による筋力低下

普段から運動不足だと、太ももやふくらはぎなどの足の筋肉が衰え、膝関節を支える力が弱まります。
さらに運動不足は肥満を招き、膝への負担を増大させます。
結果的に軟骨が傷つきやすくなるのです。

5️⃣ 女性ホルモンの影響・性差

変形性膝関節症は男性よりも女性に多く、男女比は約1:4とも言われます。
これは、女性は男性よりも筋力が弱いことや、閉経後の エストロゲン(女性ホルモン)減少 によるホルモンバランスの変化が関係しています。

6️⃣ 遺伝的要因

近年の研究では、変形性膝関節症は「多因子遺伝病」とされ、遺伝的要因と環境要因の相互作用で発症することが明らかになっています。
特定の遺伝子多型を持つと、変形性関節症のリスクが約1.8倍になるとも報告されています。

変形性膝関節症の原因を知り予防につなげよう

変形性膝関節症の原因は、肥満・姿勢・加齢・運動不足・性別・遺伝など多岐にわたります。
自分の生活習慣や体質を見直すことで、発症リスクを下げることが可能です。
膝の健康を守るために、日頃からのケアや運動を心がけましょう!

変形性膝関節症の治療の目的

変形性膝関節症は、時間の経過とともに進行する疾患です。初期段階では痛みがほとんど気にならず放置されがちですが、そのままにしておくと、将来的に重大な障害を引き起こす恐れがあります。早期発見・早期治療がとても重要です。

ここでは、変形性膝関節症の治療法や改善策についてわかりやすく解説します。

治療の目的は、膝の痛みを和らげ、関節の機能を改善し、日常生活への支障を減らすことです。
主な治療法には以下の3つがあります

〇理学療法
〇薬物療法
〇手術療法

理学療法(リハビリテーション)

理学療法は、生活改善・運動・装具・物理療法を組み合わせ、膝関節への負担を軽減します。

生活指導
〇肥満対策:食事管理や適度な運動で体重を減らし、膝への負担を減らす。
〇日常生活の工夫:杖の使用、洋式トイレの使用、正座を避けて椅子を使うなど。

運動療法
〇筋力トレーニング:特に大腿四頭筋を鍛えるSLR(脚上げ体操)が有効。
〇関節の負担軽減:適切な運動で膝の安定性を高める。

装具療法
〇O脚が原因の場合、装具を使って体重のかかる部分を調整。
〇専門医の指導のもと、自分に合った装具を選ぶことが大切。

物理療法
〇温熱療法:温めて血流を改善し、痛みを軽減。
〇寒冷療法:冷却シップや冷たいタオルで炎症を抑える。

薬物療法

薬物療法では、痛みや炎症の緩和を目指します。

内服薬
NSAIDs(非ステロイド性消炎鎮痛薬)、解熱鎮痛薬、オピオイド(強い痛み用)を使用。

外用薬
〇塗り薬やシップ薬で痛みや炎症を抑える。

関節内注射
〇ヒアルロン酸注射:関節の動きを滑らかにして痛みを軽減。
〇ステロイド注射:強い炎症や痛みを抑えるが、頻繁な使用は軟骨に悪影響があるので注意。

手術療法

重度の場合は、手術が選択肢となります。

関節鏡視下手術
〇小さな穴から関節内の損傷部分を修復。体への負担が少なく、短期入院で済む。

人工膝関節置換術
〇摩耗した関節表面を人工関節に置き換える手術。手術後はリハビリが必要で、膝に負担のかかる活動は制限されます。

高位脛骨骨切り術
〇O脚の矯正により、膝内側の負担を軽減。

整体・整骨院での改善アプローチ

実は病院以外でも、整体院・整骨院で変形性膝関節症の治療が受けられます。

筋肉へのアプローチ
痛みの原因は、骨ではなく膝周辺の筋肉の緊張や硬直から来る場合が多いです。膝が変形すると重心がずれ、それを支える筋肉に負担がかかり、痛みが生じます。

整体院・接骨院での主な治療法
トリガーポイント療法:痛みの原因となる筋肉のしこりをほぐし、血流を改善。
鍼治療・ハイボルト治療:筋肉の奥深くを緩め、痛みを取り除く。
筋力トレーニング・ストレッチ:再発防止のため、筋力強化と柔軟性を高める。

早期対策がカギ!

変形性膝関節症は放置せず、早めの対策が大切です。
理学療法・薬物療法・手術療法のほか、接骨院での筋肉アプローチも組み合わせることで、痛みの軽減や日常生活の改善が期待できます。

自分に合った治療法を見つけるためにも、専門医や施術者と相談し、無理のない治療計画を立てましょう。

変形性膝関節症は予防が大事!自分でできる対策と生活改善ポイント

これまで、変形性膝関節症のさまざまな治療法について解説してきましたが、やはり一番大切なのは 発症前の予防 です。

今回は、誰でも自宅で実践できる「変形性膝関節症の予防方法」をご紹介します。ぜひ日常生活に取り入れて、膝の痛みを防ぎましょう。

ポイント①:膝まわりの筋肉を鍛える【膝の筋トレ】

変形性膝関節症の予防には、まず膝を支える筋肉を強化することが重要です。
筋肉が衰えると膝関節への負担が増え、痛みや運動不足の原因になります。元気に歩くためにも、以下の筋トレをぜひ実践してみてください。

▶ 太ももの筋トレ①(椅子に座って)

1. 椅子に座ります
2. 片方の膝を無理のない範囲で伸ばし、足を床から10cmほど持ち上げます
3. そのまま5〜10秒キープ
4. ゆっくり足を下ろします
5. これを20回、反対の足も同様に行います

▶ 太ももの筋トレ②(仰向けで)
1. 仰向けになり、片膝を直角に曲げ、もう片方は伸ばします
2. 伸ばした足をゆっくり床から10cmほど上げ、5〜10秒キープ
3. ゆっくり下ろします
4. 20回繰り返し、足を入れ替えて行います

▶ 膝まわりの筋トレ(タオルを使って)
1. 椅子に座り、丸めたタオルを両膝ではさみます(こぶし2つ分の幅)
2. 内側に力を入れてタオルをつぶし、5秒間キープ
3. これを10回繰り返します

ポイント②:膝の曲げ伸ばしを改善【ストレッチ】

筋力だけでなく、関節の柔軟性を保つことも大切です。膝の動きをなめらかにするストレッチを取り入れて、関節の可動域を広げましょう。

▶ 太ももの裏を伸ばすストレッチ

1. 仰向けになり、片脚の太もも裏を両手で抱えます
2. 痛みのない範囲で胸に引き寄せ、5秒間キープ
3. これを5〜10回、反対側も行います

▶ 太ももの裏側を伸ばすストレッチ(座って)

1. 足を広げて座り、片足を曲げ、もう片方は伸ばします
2. 背筋を伸ばしたまま、伸ばした足の方へ体を倒し、10秒間キープ
3. これを5〜10回、反対側も行います

ポイント③:生活習慣の見直し【膝に優しい生活】

変形性膝関節症は、日々の生活習慣が発症や悪化に深く関わっています。以下のポイントをチェックしてみましょう。

体重管理を意識する
肥満は膝関節に大きな負担をかけます。野菜・きのこ類・海藻類を1日350g以上食べる、よく噛んで食べる、腹八分目を心がける、寝る2~3時間前までに食事を済ませるなど、食生活を整えましょう。

膝への負担を減らす生活様式
和式の生活(畳での寝起き、正座、和式トイレ)は膝に負担がかかりがちです。洋式トイレや椅子、ベッドを活用し、膝の負担を軽くする工夫を取り入れましょう。

膝を冷やさない
関節が冷えると痛みが増すことがあります。入浴やサポーターで膝を温め、血行を促進しましょう。

杖を活用する
痛みが出始めたら、杖の使用も一つの手です。痛くない側の手で杖を持つと、痛む側の膝の負担が軽減されます。

変形性膝関節症は、日頃の筋トレ・ストレッチ・生活習慣の改善で予防が可能です。今のうちから少しずつ取り組むことで、膝の痛みを防ぎ、将来の健康を守りましょう。
膝の痛み 改善」や「膝の筋トレ」に興味のある方は、ぜひこのページをブックマークして日常に活用してください!

【変形性膝関節症の改善・予防なら本厚木かしわぎ整体院】早めの対策が鍵!

変形性膝関節症は、膝関節に過剰な負担がかかり、軟骨がすり減ることで起こる疾患です。主な原因には加齢や性別、遺伝といった避けられない要因のほか、肥満、運動不足、悪い姿勢といった生活習慣の影響も大きく関わっています。

また、痛みが一時的におさまったからといって放置すると、症状は次第に進行し、日常生活に支障をきたす恐れがあります。そのため、変形性膝関節症の改善・予防には、早期の治療と生活習慣の見直しが重要です。

【本厚木で変形性膝関節症の専門ケア】かしわぎ整体院の「アトラス式脊骨盤矯正」

神奈川県厚木市の本厚木かしわぎ整体院では、変形性膝関節症の症状改善を目指した「アトラス式脊骨盤矯正」をご提供しています。この施術は、膝だけでなく全身のバランスを整えることで、膝関節への負担を軽減し、根本改善をサポートします。

さらに、整体院での施術だけでなく、ご自宅でできるセルフケアやストレッチ、日常生活で気をつけるポイントについても丁寧に指導しています。

【こんな方はぜひご相談ください】

✔ 歩行時や運動時に膝の痛みを感じる方
✔ 病院で痛み止めを処方されたが、なかなか改善しない方
✔ 「もう治らない」と諦めかけている方

変形性膝関節症の痛みを我慢せず、ぜひ一度本厚木かしわぎ整体院までお気軽にお問い合わせください。あなたの症状に合わせた最適な改善プランをご提案します。


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