膝痛(ひざの痛み)とは、主に膝関節の周辺に痛みを感じる症状を指し、「膝関節痛」とも呼ばれます。
「膝の内側が痛い」「膝の裏が痛む」「歩くと膝が痛む」「階段の昇り降りで膝がつらい」「夜間に膝が痛くて眠れない」など、症状の現れ方は人それぞれ異なります。
膝の痛みの原因には、加齢による変形性膝関節症、スポーツや転倒による外傷、関節リウマチ、代謝性疾患、腫瘍など、非常に多くの疾患が関わっています。本厚木かしわぎ整体院では、これらの原因を正確に見極めるために、丁寧な問診や触診、必要に応じた可動域検査が欠かせません。
膝の痛みが進行すると、歩行や日常生活に支障をきたすこともあります。重症化を防ぐためには、早期の診断と適切な治療が非常に重要です。
膝痛の原因は一人ひとり異なるため、自己判断せず、まずは当院で検査することをおすすめします。当院では、膝の痛みの根本原因を明らかにし、患者様に最適な治療プランをご提案しています。
膝の痛みでお困りの方は、どうぞお気軽に当院までご相談ください。
膝関節痛の主な原因となる疾患とは?
膝関節痛は、多くの人が経験する症状であり、その原因となる疾患はさまざまです。中でも代表的なものとして、「変形性膝関節症」「半月板損傷」「関節リウマチ」「鵞足炎(がそくえん)」が挙げられます。
これらの疾患は、膝関節に炎症や損傷を引き起こし、慢性的な膝の痛みや違和感を伴うことが多いです。膝の痛みが続く場合は、これらの疾患の可能性を考え、早めの診断と適切な治療が重要です。
変形性膝関節症
変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)は、加齢やケガなどの影響で膝関節の軟骨がすり減り、膝の関節が変形してしまう疾患です。膝の痛みの原因として最も多く見られる病気であり、特に中高年の女性に多く発症することが知られています。年齢を重ねるごとに発症率は高まります。
初期症状と進行による変化
初期の段階では、立ち上がるときや歩き始めたときに膝に痛みを感じることがありますが、しばらく動いていると痛みが和らぐ傾向にあります。しかし症状が進行すると、「階段の上り下りがつらい」「正座ができない」といった運動制限が現れ、末期になると膝を真っすぐ伸ばすことも困難になります。
日本における患者数と注意点
現在、日本国内で変形性膝関節症の患者数は約2,500万人と推定されており、多くの方が知らないうちに進行している可能性があります。自覚症状が乏しい場合もありますが、膝の変形は少しずつ進行し、それに伴い慢性的な膝の痛みを引き起こします。
予防と早期治療の重要性
膝の痛みや違和感を感じた際は、早めに整形外科などの医療機関を受診することが重要です。早期の予防・治療によって進行を抑えることが可能です。日常生活での膝への負担を減らす工夫や、適切な運動、体重管理なども有効な予防策となります。
半月板損傷
半月板損傷(はんげつばんそんしょう)とは、膝関節内にある「半月板」と呼ばれる軟骨組織が傷ついた状態を指します。半月板は、膝関節で骨同士の衝撃を和らげるクッションの役割を果たしており、膝の安定性を保つうえで非常に重要な構造です。
半月板損傷の主な症状
半月板が損傷すると、次のような膝の異常が現れることがあります
〇膝が完全に伸びきらない、または深く曲がらない
〇階段の昇り降りや膝の屈伸時に「ゴキゴキ」という音がする
〇膝の曲げ伸ばしで痛みが出る
〇歩行中に膝が突然「ガクッ」と崩れる感じがある
〇膝が途中で引っかかり、急に動かなくなる
こうした症状は、日常生活に大きな支障をきたすため、早期の対応が大切です。
半月板損傷の原因と加齢の影響
半月板損傷の原因には、スポーツや転倒などの外傷のほか、加齢による変性もあります。年齢を重ねるにつれて半月板はすり減りやすくなりますが、すり減っただけで必ずしも痛みが出るわけではありません。
実際には、膝を守るために周囲の筋肉が緊張して硬くなり、その影響で炎症が起きることで痛みが発生するケースが多いのです。
半月板損傷の治療法:手術しない選択肢も
半月板損傷の治療は、必ずしも手術が必要というわけではありません。緊急性が低い場合は、まず以下のような保存療法(非手術治療)が行われます
〇徒手療法(マッサージやストレッチ)で筋肉の緊張をほぐす
〇温熱療法で血流を促進し、炎症を緩和する
〇運動療法によって筋力や関節の柔軟性を改善する
これらのアプローチによって、膝の負担を軽減し、症状の改善を図ることができます。
関節リウマチとは?
関節リウマチとは、自己免疫の異常によって関節に慢性的な炎症が起こる自己免疫疾患の一つです。主に手足の関節に痛みや腫れが生じ、進行すると関節の変形や機能障害を引き起こす可能性があります。膝だけでなく、全身のさまざまな関節に症状が現れるのが特徴です。
関節リウマチの初期症状
関節リウマチの初期症状としては、以下のような全身的な体調不良が現れることがあります
〇微熱が続く
〇食欲不振
〇全身の倦怠感や疲労感
〇朝起きたときに関節がこわばる(朝のこわばり)
これらの症状がある場合、単なる疲れや風邪と誤解されることもありますが、特に手足の指の関節が腫れてきた場合は注意が必要です。
関節リウマチの進行と重症化した場合の症状
病気が進行すると、以下のような症状が現れます
〇指、手首、肘、肩、膝、股関節、足首など複数の関節に痛みや腫れ
〇関節に水がたまり、動かしにくくなる
〇軟骨や骨の破壊による関節機能の低下
〇歩行困難になるほどの強い痛み
日常生活に大きな支障をきたすこともあるため、早期診断と治療の開始が極めて重要です。
関節リウマチの原因とリスク
関節リウマチの明確な原因はまだ解明されていませんが、免疫システムの異常や遺伝、ホルモンバランス、感染症などが関係していると考えられています。
特に30〜40代の女性に多く見られますが、年齢や性別に関係なく発症する可能性があります。
こんな症状があれば要注意!早めの受診をおすすめします
「微熱が続く」「関節が腫れて痛む」「朝に関節がこわばる」などの症状がある場合は、関節リウマチの可能性があります。早期に適切な治療を行うことで、進行を抑え、関節の破壊を防ぐことが可能です。
少しでも気になる症状がある方は、お早めに本厚木かしわぎ整体院へご相談ください。専門家による診断と治療で、症状の軽減と生活の質の向上を目指します。
鵞足炎(がそくえん)
鵞足炎(がそくえん)とは、膝の内側にある「鵞足(がそく)」と呼ばれる部分に炎症が起きる膝のスポーツ障害の一つです。主にオーバートレーニング(運動のしすぎ)によって発症するため、「使いすぎ症候群(オーバーユース症候群)」とも呼ばれています。
鵞足(がそく)とは?
鵞足とは、膝のお皿の下にある「脛骨粗面(けいこつそめん)」の内側に位置し、以下の3つの筋肉の腱が集まって付着する部位です。
〇腱様筋(はんけんようきん)
〇縫工筋(ほうこうきん)
〇薄筋(はっきん)
これらの腱が集まって鳥の足のような形に見えることから、「鵞足」と名づけられました。
鵞足炎の原因と症状
鵞足部分は、筋肉の動きによって大きな負荷がかかるため、腱と骨の接合部に微細な損傷や炎症が生じやすくなります。特に以下のような人に発症しやすい傾向があります
〇ランニングやサッカー、バスケットボールなどのスポーツを頻繁に行う人
〇運動習慣が少ない中高年の方でも発症することがある
主な症状は以下の通りです
〇膝の内側の痛み
〇階段の昇り降りや立ち上がる時の痛み
〇夜間や起床時の違和感・鈍痛
まとめ:鵞足炎は早期の対処がカギ
鵞足炎は、膝の内側に痛みが出る代表的な障害の一つです。運動後のケアや、フォームの見直し、ストレッチなどによって予防・改善が期待できます。痛みを感じたら、本厚木かしわぎ整体院にご相談ください。適切な治療を受け、早期回復を目指しましょう。
膝痛は本当に「治らない」症状なのでしょうか?
当院には、「他院で膝痛の治療を受けていたけれど改善しなかった」「整骨院でマッサージや電気治療、湿布、痛み止めを試してみたが、膝の痛みが治らない」といったお悩みを抱えて来院される患者様が多くいらっしゃいます。
中には、明確な膝の痛みの原因や疾患名を伝えられないまま、漠然と治療を続けていたという方も少なくありません。
実は、膝の痛みは必ずしも「膝関節自体の障害」によるものとは限らないのです。
多くの整体院や整骨院、病院では、膝の痛み=膝関節の問題と捉えて治療を開始するケースが多く見られます。しかし、それが本当の原因でない場合、いくら治療を続けても膝の痛みが改善しないという結果につながってしまいます。
膝痛の本当の原因は人によって異なります
膝の痛みには、姿勢の歪みや筋肉バランスの崩れ、股関節や足首の可動性の問題など、膝以外の部位が原因になっているケースもあります。そのため、「膝が痛いから膝だけを治療する」という考え方では、根本的な改善にはつながりにくいのです。
また、症状は患者様一人ひとり異なるため、その方に合った治療法を見つけることが重要です。「膝痛はなかなか治らない」「根治が難しい」と感じている方でも、適切な診断と治療によって、短期間で症状が改善することは十分に可能です。
膝の痛みでお悩みの方は、まずご相談を
「治らない膝痛」の背景には、誤診や不適切な治療法の選択があることも珍しくありません。本厚木かしわぎ整体院では、患者様一人ひとりの体の状態や生活習慣、症状の原因にしっかりと向き合い、根本からの改善を目指した治療を行っております。
膝の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度当院にお気軽にご相談ください。あなたの膝痛にも、必ず改善の道があります。
膝の痛みの原因は「膝」だけではないこともあります
膝痛でお悩みの方は、「膝そのものに原因がある」と考えがちですが、実は膝だけが悪いとは限りません。
膝関節に痛みが出る背景には、「姿勢の乱れ」や「筋肉の使い方の偏り」が影響しているケースも多く見られます。
例えば、長年の悪い姿勢や体のゆがみによって関節に負担がかかり、特定の筋肉だけが緊張(筋緊張)したり、アンバランスな状態(不均等な筋活動)が生じたりします。その結果、膝に痛みやしびれなどの症状が出ることがあります。
また、膝関節周囲の筋肉が固くなり血流が悪くなることで、慢性的な膝の痛みが続く方も少なくありません。
当院では膝痛の「根本原因」を見極め、全身を評価します
本厚木かしわぎ整体院では、「膝が痛いから膝だけを見る」といった部分的な対応はいたしません。
まず、膝痛が起きた経緯や生活習慣について丁寧にヒアリングを行い、膝だけでなく、腰や股関節、足首、足の裏のバランス、そして姿勢全体までしっかり確認します。
来院時の歩き方や立ち方、座り方といった日常動作にも着目し、身体全体の状態を把握したうえで治療方針を決定します。
膝痛の本当の原因を見つけ出し、筋肉の緊張をやわらげ、痛みの出ない体を一緒に目指していきましょう。
不安なこと、わからないことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
膝の痛みに対する診断と検査方法|変形性膝関節症や半月板損傷の可能性も
当院では、膝の痛みでお悩みの方に対し、まず問診と触診を行い、整形外科的な疾患かどうかを丁寧に確認します。その後、必要に応じて可動域検査を実施し、膝痛の原因を正確に診断いたします。
特に来院される患者様の中には、「病院でレントゲンを撮った結果、変形性膝関節症と診断されたが、電気治療や痛み止めを使っても改善しなかった」という声も多く聞かれます。実は、膝の痛みの原因が隠れていることの多い筋肉や軟部組織は、レントゲンでは確認できません。
ですから、変形性膝関節症でも、実際の痛みの原因は筋肉の血行不良にあったなんてことはざらにあります。
軟骨損傷や半月板損傷に膝痛の原因があることもありますが、そういったケースは稀です。
筋肉の緊張や膝関節周囲の炎症によって痛みが生じているケースは、その場合は運動療法、温熱療法、徒手療法(手技療法)など、症状に合わせた治療を提案いたします。
膝の痛みでお困りの方は、早めに本厚木かしわぎ整体院にご相談ください。正確な診断と適切な治療を受けることが大切です。
膝の痛みにお悩みの方へ|当院の膝痛治療
膝の痛み(膝痛)は、年齢や生活習慣、ケガや関節の病気など、原因や症状が人によってさまざまです。当院では、患者様一人ひとりの症状に合わせたオーダーメイドの膝痛治療を行っております。
膝の痛みは、軽度であれば安静にすることで改善するケースもありますが、長期間痛みが続く場合や悪化する場合には、適切な治療が必要です。放置すると変形性膝関節症や半月板損傷など、重篤な膝の障害に進行する可能性もあるため注意が必要です。
本厚木かしわぎ整体院では、骨格(背骨と骨盤)の矯正を中心に、痛みの緩和と機能改善を目指した治療を行っています。手術が必要と判断した場合には、信頼できる医療機関(整形外科)を紹介し、適切な外科的治療が受けられるようサポートいたします。手術後のアフターフォローは、当院で継続して受けていただけますのでご安心ください。
膝が痛い、違和感がある、階段の上り下りがつらいなど、どんな些細な症状でも構いません。早期の診断・治療が、膝の健康を守る第一歩です。膝の痛みでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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